愛知県西部はじめ狛犬 1

愛知県名古屋市・一宮市尾西市等・知多半島、愛知県西部地区の神社に建ている『はじめ狛犬』、遠く関東から船で運ばれた安山岩の狛犬・鵜沼石工の狛犬作者不明の狛犬等、越前笏谷石の狛犬も在るのだが未確認。


<b>建て年号不明 医徳院</b> <b>建て年号不明 医徳院</b> <b>建て年号不明 医徳院</b>
建て年号不明 医徳院 (愛知県知多郡南知多町大字篠島字照浜27)
訳ありで近くの八王子神社から移された狛犬、縦置きに設置されているが、左右が入
れ変わっている、足は貫いてあるが口の中は貫けてなく、玉を咥えている。
狛犬台座前面に、『江戸鈴木○○』と有り、八王子神社に残されている手洗い鉢にも
同じ名が彫ってある、年号は『○亨二○○九月』と何んとか読める。

<b>建て年号不明 羽豆神社</b> <b>建て年号不明 羽豆神社</b> <b>建て年号不明 羽豆神社</b>
建て年号不明 羽豆神社 (愛知県知多郡南知多町師崎字明神山1)
最初に見つけたのは十年程前、知多半島は東西の狛犬と、名古屋石工・岡崎石
工の狛犬が入り混じった、狛犬マニアにおすすめの地区です。
上の狛犬と同じ時期・同じ石工の作です、江戸で彫られ舟で運ばれてきた来た、
境内に灯篭が建っていて延宝六年八月十五日・江戸の住所が彫ってあり、同時
期の狛犬奉納か。この狛犬は横置きに設置れています。

<b>延宝6年(1678)  春日神社</b> <b>延宝6年(1678)  春日神社</b> <b>延宝6年(1678)  春日神社</b>
延宝6年(1678)  春日神社 (愛知県高浜市春日町2-1)】
屋根瓦で有名な高浜市に鎮座する神社、春日神社の神殿前に建っているオリジナ
ル狛犬、使われている原石は上二組と同じ安山岩系の目の粗い石、時期も似ていて
江戸から船で運ばれたのだろう。

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嘉永6年(1853) 白髭神社 (愛知県岩倉市北島町宮西1350)】
和泉砂岩ではなく地元の硬質砂岩製の狛犬、近くの鵜沼地区に石工集団がおり、近隣の
神社に神前灯篭等を建てていた、『鵜沼石工 縣』と刻まれている。
阿吽が逆の獅子狛犬。

<b>文政2年(1819) 青塚社</b> <b>文政2年(1819) 青塚社</b> <b>文政2年(1819) 青塚社</b>
文政2年(1819) 青塚社 (愛知県一宮市北方町北方字宮西12)
ウヌマ石工縣○○正房 硬質砂岩の獅子狛犬で対面の設置。

天明6年(1786) 八幡神社 (愛知県一宮丹陽町重吉字北屋敷350)
花崗岩製で目の粗い石で彫ってある獅子狛犬。

<b>建て年号不明 神明社 (</b>非公開<b>)</b> <b>建て年号不明 神明社 (</b>非公開<b>)</b> <b>建て年号不明 神明社 (</b>非公開<b>)</b>
建て年号不明 神明社 (非公開)
神明社内の末社の祠に入っているサル顔のはじめ狛犬、屋根の下に入っているので
汚れてなく、石の色が良く判るピンク系の荒目の花崗岩。

<b>建て年号不明 神明社 (</b>非公開<b>)</b> <b>建て年号不明 神明社 (</b>非公開<b>)</b> <b>建て年号不明 神明社 (</b>非公開<b>)</b>
 建て年号不明 神明社 (非公開)
もう一対近所の神明社に、少し大きなはじめ狛犬が野外に置かれている。
上のサル顔狛犬と同じ、小顔で寸胴足は貫いてなく、タテガミも不明尻尾は共に三本のスジで表現してある。
 
 越前狛犬 【<b>非公開</b>】  越前狛犬 【<b>非公開</b>】  越前狛犬 【<b>非公開</b>】
 越前狛犬 【非公開
揖斐川沿いの平野部の神社にも越前狛犬が置かれている。
 
 <b>天正16年07月 (1586)  津島神社</b>  <b>天正16年07月 (1586)  津島神社</b>  <b>天正16年07月 (1586)  津島神社</b>
天正16年07月 (1586)  津島神社 (愛知県津島市神明町1)】
縁があって見せてもらえた、昔から室内保管されていたのだろう綺麗な状態で残っている。



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