静岡県はじめ狛犬 1 |
静岡県は狛犬の不毛地帯と言われてきたが、ネットが広がるとどんどんはじめ狛犬が出てきた、設置率は低いが古い狛犬は愛知県よりも多い。 |
【承応03年 (1654) 久能山東照宮 (静岡県静岡市駿河区根古屋390)】 博物館前に置かれているがかなり傷んでいる、東京の目黒不動尊の狛犬と同年の作、こちら の方が垢抜けて見えるかなり大きい。 |
||
|
||
【正保04年(1647) 久能山東照宮 (静岡県静岡市駿河区根古屋390)】 建て年号から見るとこの狛犬が最初の奉納になる、おそらく伊豆石で彫られたのだろうが、か なり傷んでいる。二度再建されたと前足に刻んであるが、今は博物館前に移されていて元の 場所には新しい狛犬に置き換わっている。 現在の狛犬⇒ |
||
|
||
【延宝07年(1679) 三熊野神社 (静岡県掛川市西大渕5631-1)】 塀で囲まれた神殿前に設置されていて近くまでは行けないが隙間からは見える、安山岩系の 石で彫は浅いが風化は見られない。 |
||
|
||
【元禄15年(1702)09月 津毛利神社 (静岡県浜松市南区参野町112)】 ここも側までは行けないが近くまでは行ける、二頭身でコロッとしているがしっかりと彫られている。 |
||
|
||
【建て年号不明 天神社 (静岡県湖西市利木242)】 奥浜名の姫街道沿いの神社、安山岩系の石で彫られていて傷みは見られない。 |
||
|
||
【建て年号不明 御穂神社 (静岡県静岡市清水区三保1073)】 拝殿と神殿の狭いスペースに置かれていて側までは行けない、台座に何か刻まれているの だが読めない。 |
||
|
||
【建て年号不明 神明社 (静岡県富士市北松野2378)】 頭に角が付いているから獅子狛犬、前足を独立して貫いてある為途中で折れいて、灯篭の玉 が支えに置いてある、独特な顔の狛犬です。 |
||
|
||
寛政09年(1797) 芭蕉天神社 (静岡県富士宮市内房5819-1)】 途中の道が崩れていてかなり遠回り信ければたどり着けない神社。 |
||
|
||
【建て年号不明 日熊神社 (静岡県静岡市葵区富沢187)】 爬虫類顔のはじめ狛犬、線刻の尻尾で面白い座り型をしている。 |
||
|
||
【宝暦13年(1763) 横瀬八幡神社 静岡県伊豆市修善寺256】 伊豆半島巡りの際は是非巡って観ては、お勧めのはじめ狛犬です。 |
||
|
||
【明和02年(1765)】 天城神社 静岡県伊豆市湯ヶ島町305 狛犬は揃って天城山の方を向いている、三角おむすびの人面顔狛犬、上の狛犬と二年しか離れ てないし、同じ石工が彫ったのかもしれない、必見です。 |
||
|
||
|
||
戻る | 次へ |