出雲型狛犬 (丸尾タイプ) 二尺
江戸時代から松江の石工が地元の砂岩来待石で狛犬を彫り始め、船で全国に狛犬運んでいた。 足を四本くっつけて彫る技法が特徴で、地元では出雲式狛犬とよんでいる。 全国に運ばれ建てられた中に地元の石工がコピーし販売しているケースも四国丸亀石工と、大阪石工も味つけを変え幕末期に和泉砂岩で彫っていた。 |
|
元の狛犬は台座はなく丸台座に乘っている。 |
|
牡丹を彫った台座が付くケースが多いが文字を彫るスペースが無い |
|
来待石は彫りやすいが耐用年数が短く徐々に花崗岩の狛犬に置き換わっている。 |
|
|
来待石を取り寄せて出雲式の狛犬を彫る事は可能ですが、取り寄せの運賃耐用年数を考えると花崗岩で今風の出雲型狛犬を彫った方が後世まで残ると思います。 大正までの出雲式狛犬(来待石製)も、風化が進み建て替えの時期に来ている。台座は花崗岩を積んだ様式が多く、狛犬本体の載せ替えが主流です、注文後の制作になりますので、台座を付けるか・子供を付けるか・左右逆置きにこするか、話し合いで形を決めてからの制作となります。 |
|
カタログへ | 戻る | 次へ |