三重県桑名市長島町平方392 『平方神明社』 施工 石嶽石工業
元の狛犬は、大正十四年製の『出雲狛犬二尺五寸』で風化により花崗岩の狛犬に建て替え、元の狛犬 もコンクリート製台座に載っていた為同じ造りにしたが、花崗岩の台座で組んだ方が見た目も良いし耐用年数 も有り、価格も抑えられます。
元の狛犬は、ボタン台座に載っていましたが、四角い切石の台座に変更し、奉献・建て年号・寄付人名を 空いたスペースに彫り込みました。 向かって右側が『阿』で口の中に玉が入り、左側の『吽』には子供が前脚の間に彫られた、出雲型狛犬の 子付き型の定番狛犬です。
来待石(出雲産の砂岩)は、切り出した時期により耐用年数に違いが見られ、愛知県西部と三重県の伊勢 湾沿いに建てられている、出雲型狛犬が約七十年で建て替えの時期に来ている。 |
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