東京都府中市分梅町1-18-5 『八雲神社』 施工 石嶽石工業
大正以後、角の付いた浪速型狛犬が減ってしまいました、花崗岩という硬く脆い素材は工業用ダイヤモンド とエアー工具の出現で格段に作業効率が上がり、短期の納入が可能になり挙って量産しました。 石に対しての技術ではなく、道具をいかに使いこなすがが技術になり、綺麗な仕上げが評価され単調な仕 上げに移行し、彫った仕上げは廃れていました。 中国製の狛犬も同じ工程を経て、単純作業で短期に仕上げられています、東大寺の山門にある獅子は中国
人が日本に伝え、後の日本人石工へ技術を伝承しました、三十年ほど前、今度は日本の石工が最新の技術 を中国に伝えましたが、単純作業のみ伝わり手作業は廃れています。
最新の道具で、もう一手間入れることで格段に見栄えのする狛犬に仕上がります、気持ちの入った狛犬をこ れからも彫り続けていきます。
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