狛犬は尻尾が命
 
 仏教の伝来で仏具の装飾品として日本に伝わった狛犬、只、装飾品の一部で正確なライオンの尻尾は伝わらなかった、途中の中国・韓国も同じで想像の域を超えれなかった。
日本で狛犬を彫り始めたのは仏師で魔除けの像として木彫で彫られていた、やがての仏師により量産されたが装飾で飾られた派手な尻尾が付いている。

参道狛犬となり神社の外に出た狛犬は石工の意匠でさらに進化を遂げ、材質にもよるが自由に彫られ市民権を得ている、想像で彫ったが故に多様なデザインが生まれ元のライオンとはかけ離れた日本の狛犬像になる、シルクロードの東の果てで魔除けの像として有り続けている。
 
 

 
江戸狛犬の尻尾移り変わり 
浪速狛犬尻尾移り変わり 
全国の狛犬尻尾 
巽彫刻製作の狛犬尻尾 
 
 
 
 
 

 

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