丹波佐吉狛犬 神丘神社


   
 



佐吉狛犬では最後の作になるのだが、各パーツを見ると確かに佐吉の特徴が出ている、でも胴体の絞まりの無さ・ノミ後が残
る前足の裏側等、佐吉が目指していた狛犬とは、かけ離れた作になっている。

狛犬が乗っている台座は殆ど、狛犬とセットで佐吉が手がけていたのだが、刻字が彫りかけで止まっている、浅いのである。
狛犬と台座の磨り合わせも出来ていない、左狛犬の切欠き右奥が浮いている、おそらく台座の天場(上面)水平が出てい無い。

佐吉は斑鳩で久兵衛と組んで仕事をしていた、判っている狛犬の中に明らかに手間のかかってない狛犬が在る、これは業者卸で
安価な出来の狛犬紛い物ではなく気持ちが入ってない、神岳神社の狛犬は製作途中で止まっていた作を別の職人が彫り上げた
のだろう、佐吉が輪郭迄彫っていたらもっと似たシルエットの狛犬が出来たはず。 
 
     
     





奈良県生駒郡斑鳩町神南4-1-46
文久03(1863)09月 和泉砂岩製

2026/02/04日現在新しい丹波佐吉狛犬の発見は有りません。



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