獅子狛犬型 (浪速型狛犬)-2 二尺
江戸時代参道狛犬として野外に建てられるようになった石製狛犬、木彫の狛犬の影響を受け獅子狛犬の様式で彫られていた。 |
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木彫狛犬を元に獅子と狛犬で一対とする様式は関西に多い。 |
獅子は伝来のライオンを模した、角が付いた狛犬は日本独自の獣 |
大阪は獅子狛犬、江戸は宝珠狛犬と彫り分ける別の狛犬文化があった。 |
大阪では幕末まで和泉砂岩で狛犬を彫っていた。 |
尻尾も違うデザインにしています。
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浪速型狛犬も代々職人に受け継がれ、簡素化された狛犬が幕末の主流でした、販路も大阪市内から奈良・京都へと広がり、一部の職人達は独自の装飾を加えたり、渡りの職人となり販売先へ出向き仕事をしていた。 流れとして幕末から明治にかけて、浪速型狛犬は創り込みの時期になり、丹波佐吉や杉屋和助らの狛犬を元に新しい浪速型狛犬が彫られ滋賀県から三重県・愛知県西部地区へ広がって行った。 幕末までの浪速型狛犬(和泉砂岩製)も、風化が進み建て替えの時期に来ている。台座は花崗岩を積んだ様式が多く、狛犬本体の載せ替えが主流です、注文後の制作になりますので、角の有無巻き毛と直毛の彫り分け等選べます、話し合いで形を決めてからの制作となります。 |
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