岡崎型狛犬の尻尾 
孫兵衛工房が率先して新しい様式デザインを取り入れた、当時の岡崎石工集団は市の中心部に固まっていて、情報の伝達は早かった。
  孫兵衛狛犬初期型
 
  孫兵衛狛犬初期型、今までの線彫り仕上げから肉感的に彫り方が変わり筋肉質の体系に、毛筋も強弱をつける。  
 
 
 
   背中と尻に毛筋が流れる丸尾タイプ  
  背中と尻に毛筋が流れる丸尾タイプ、最初に彫ったのは孫兵衛七代目『竹童』で岡崎天満宮に大正七年に建てられた。  
 
 
 
   

立尾と丸尾のハイブリットタイプ
立尾と丸尾のハイブリットタイプ、最初に彫られたのは何時かは不明だが尻尾のバリエーションの一つ、尾の中心が大きくくびれている。

 体毛の彫り方を変え毛筋も彫り込んでない
孫兵衛狛犬も大宝神社型(岡崎古代型)を意識したのかは不明だが、体毛の彫り方を変え毛筋も彫り込んでない、昭和十年以後の作。
 



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