愛知県名古屋市中川区の狛犬-4
大正から昭和戦前にかけて愛知県西部に狛犬の奉納ブームが起きていて、それまで参道に石の狛犬が無かったので競って狛犬を 建て始めた。
 

知立神社
岡崎石工作者不明  
『知立神社』 昭和05年05月 岡崎石工作者不明  名古屋市中川区松年町1-50
初めて見る職人の狛犬だ
岡崎石工戸松庄松 モデルチェンジしたニュータイプ狛犬  
 昭和04年11月 岡崎石工戸松庄松 大正十二年頃にモデルチェンジしたニュータイプ狛犬、孫兵衛工房で習ったのだろう。
 
日吉神社 ブロンズで制作された親使のサル  
 『日吉神社』建て年号不明 作者不明 名古屋市中川区吉津4-1503
ブロンズで制作された親使のサル
岡崎石工酒井孫兵衛  
 昭和戦前 岡崎石工酒井孫兵衛 建て年号は中庭の中に建っていて確認できず 
 
神明社・熊野社 四国徳島型の影響を受けたかは不明<br>  
 『神明社・熊野社』大正03年春 名古屋石工作者不明 名古屋市中川区愛知町21-11
初めて見る狛犬、四国徳島型の影響を受けたかは不明
名古屋石工角田六三郎 コールマン髭が特徴  
 大正02年09月 名古屋石工角田六三郎 コールマン髭が特徴この形が一番多く彫られている
 
角田六三郎尻尾のデザイン違い  
 『八剱社』大正04年10月 名古屋石工角田六三郎 名古屋市中川区五女子町3-34
角田六三郎尻尾のデザイン違い、何種類か使い分けている
 
岡崎石工神谷勝  
 『神明社』昭和04年09月 岡崎石工神谷勝 名古屋市中川区荒子町宮窓134
 
露橋神明社 岡崎石工酒井孫兵衛  
 『露橋神明社』昭和15年12月 岡崎石工酒井孫兵衛 名古屋市中川区山王3-12-4
大正に建てられた孫兵衛狛犬は未発見、教えた職人の狛犬は結構建っているのだが
大正建て年号不明 名古屋石工作者不明  
 大正建て年号不明 名古屋石工作者不明
 
 昭和15年10月 岡崎石工神谷勝
 
『白山社』大正11年05月 名古屋石工荒木弥助  
 『白山社』大正11年05月 名古屋石工荒木弥助 名古屋市中川区川前町170
明治33年から二十数年このタイプの狛犬を彫り続けている
神谷勝オリジナルの尻尾     
 昭和11年03月 岡崎石工神谷勝 神谷勝オリジナルの尻尾
 
 
 『八幡社』大正04年10月 名古屋石工作者不明 名古屋市中川区太平通3-13
太目に彫ると大きく見える
 
 
 『神明社』昭和建て年号不明 岡崎石工神谷勝 名古屋市中川区打中1-90
神谷勝も元々太目のボデーで彫っている
 
 岡崎石工成瀬大吉    
 『長良八剱社』昭和10年03月 岡崎石工成瀬大吉 名古屋市中川区長良町4-129
中川区では成瀬狛犬は少数派
 産地作者不明    
 建て年号不明 産地作者不明 明治の中頃から愛知県西部に建てられている
 高い台座に載る狛犬  岡崎石工戸松庄松  
 建て年号不明 岡崎石工戸松庄松 高い台座に載る狛犬は一尺から一尺五寸が主
 
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