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| 江戸狛犬の尻尾-3 |
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1700年代に江戸石工の技術は向上し胴長の狛犬は少なくなり全体のバランスは肉食獣の体形に変わった、口の刳り抜きも専用のノミを造り仕上げの道具も改良、小松石に合った道具を考案。
建て年号不明の狛犬を載せていきます、おそらくこの年代の建立はじめ狛犬は無く宝珠狛犬太い立尾・外に反った薄い尻尾等宝珠狛犬の熟成期、流れ尾も完全に下がり切り意匠も増えた。 |
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(寛政11年(1799)己未5月吉日建立) 簸川(ひかわ)神社 文京区千石2-10-10 末社前に造り込まれ完成した宝珠狛犬で太い立尾薄い尻尾の中間のデザイン良くマッチしている。
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| (延享3年(1746)建立) 戸越八幡神社 品川区戸越2-6-23 品川区で建て年号が最も古い宝珠狛犬文化財に指定されている。 |
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| (天明８年(1788)建立) 芝東照宮 港区芝公園4 流石江戸に在る東照宮気合の入った狛犬だ、角は確認できたが宝珠は不明獅子狛犬なのかもしれない。 |
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(天明(1781-1789)建立、明治11年修理) 上目黒氷川神社 目黒区大橋2－16－21 阿像の頭上に窪みが有り宝珠が載ると思う左の吽像の頭はたん瘤状の膨らみ、宝珠狛犬の一例。
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| 建て年号不明 天祖神社 江戸川区北小岩6-39-22 正規の宝珠狛犬彫も深く小タタキ仕上げの跡が綺麗に残っている。 |
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建て年号不明 御嶽(おんたけ)神社 大田区北嶺町37-20 オリジナルの宝珠狛犬独特のフォルム扁平顔の逸品狛犬です。
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| 建て年号不明 雪ヶ谷八幡神社 大田区東雪谷2-25-1 宝珠狛犬だがかなりスリムな尻尾が付いている。 |
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| 建て年号不明 富賀岡八幡宮 江東区南砂7-14-18 平面的な尻尾だが彫は深い、バリエーションが有り伝承された工房の作だろう。 |
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(宝暦13年(1763)癸未2月初午日建立) 富岡八幡宮 江東区富岡1-20-3 二番目に古い宝珠狛犬尻尾が外向きのタイプ。
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| (天明5年(1785)乙巳9月建立) 鹿嶋神社 品川区大井6-18-36 ちょっと胴長で短い尻尾の宝珠狛犬。 |
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上 (寛政4年(1792)壬子6月大吉祥日建立) 品川神社 品川区北品川3-7-15 完成度の高い太い立尾の宝珠狛犬。
中 (文政13年(1830)庚寅) 備前焼狛犬地震の為の損傷が痛々しい。
下 建て年号不明 六対の狛犬中一番古いと思われる宝珠狛犬、只、一部尻尾が下がっている。 |
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| (天明7年(1787)建立) 氷川神社 練馬区氷川台4-47-3 |
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